米のNY紙に放射線ヨウ素について、年月を経て甲状腺の病を発症することはあり得るが、原発事故との統計的関係を証明するには、数が少なすぎるにとどまっているそうです。
しかし、専門家の間では、放射線ヨウ素に汚染された牛乳、水、農作物を摂取した子どもについては、病に冒される恐れが指摘されています。
そして、更に驚いたのは、放射性ヨウ素を含んだ牛乳や野菜について、政府などは当初、安全であると表明したことについて専門家などは、「説明を聞いたときには驚いた」事を明らかにした上で、これらを食べるリスクを冒す必要はないと明言されています。
また、被災されいる地下水については、今朝の新聞には、このようなことが書かれていました。
現在、検査は地表及び、海水などから検出していますが、地表から何年をもかけて地下水となるため、ある一定の深さからの地下水は、水道水よりも影響が及ぶことはないとされています。
また、代表的な放射性物質であるヨウ素とセシウムですが、半減期の短いヨウ素の場合、地下水となるまでには分解されているらしく、セシウムについては、土の粘土鉱物などに吸収される性質があるらしく、セシウムが雨水と混ざり地下水に届くことはないそうです。
現在、様々な情報が飛び回っている中、日本政府と他国との危機管理が、あまりにも離れているように思うのですが、知らずに怯えるよりも、知って怖さを明確にし、対処したいものだと思ったりもしています。
いずれにしましても、アクションを起こすときには、それぞれに事情もあることだと思われますので、そのところに準じた検証も必要だと思いますので、ご留意くださいませ。